乾燥肌なおっさんです。
日本の石鹸といえば牛乳石鹸。
中でも根強い人気なのがこの「赤箱」でしょう。
スーパーやドラックストアでも売ってるから馴染みのある石鹸です。
「赤箱女子」という言葉も流行ったので洗顔や身体を洗うのにこの赤箱を使っている女性も多いみたいですね。
もともと私はボディーソープよりも石鹸派なのでいつも石鹸で身体を洗っています。
馬油石鹸やオリーブ石鹸を使うことが多いんだけど牛乳石鹸も使います。
そこで今回は赤箱女子ならぬ「赤箱おじさん」として牛乳石鹸を使った感想を書いておきます。
牛乳石鹸「赤箱」は感想肌にもさらさらとした使い心地
赤箱の石鹸で毎日顔と体を洗っていて感じるのは
- つっぱらない
- 洗い上がりがさらさらしてる
- 匂いがいい
です。
最近使ってたオリーブ石鹸とかに比べるとさっぱりとしてさらさらな感じ
あと香りがとてもいいですね。
マルセイユ石鹸やアレッポ石鹸って粘土みたいな匂いですからね。
私は結構な乾燥肌なのでもちろん顔は入浴後には保湿しています。
身体は赤箱せっけんで洗ったままにしてみたんですが特につっぱる感じもなくてさらさらでいい感じでした。
これを書いてるのは3月でまだまだ乾燥している季節なので赤箱は普通のせっけんに比べるとかなりしっとりタイプなのかなと思います。
もちろんボディソープのようなヌルヌル感は無いです。
そして赤箱は1個100gが100円(税抜)
圧倒的に安い。
このお手軽価格は魅力です。
牛乳石鹸ってどんな石鹸なのか調べてみた
牛乳石鹸の歴史
赤箱は1928年(昭和3年)に販売が開始されて90年以上も続く日本を代表するロングセラー石鹸なんですね。
「釜炊き製法」で手作りの良さを受け継ぎ職人の技と経験にゆだねてじっくり熟成させて作っているようです。
釜炊きで作られた石けん素地には天然油脂由来の保湿成分がうるおい成分として溶け込んでいるので肌にも優しいんですよね。
ちなみにこの牛乳石鹸1年間になんと1億個以上も作っているらしいです。
牛乳石鹸「赤箱」の特徴と成分
カウブランドの牛乳石鹸には3種類あります。
- 青箱 85g(80円)
- 赤箱 100g(100円)
- 無添加せっけん 100g(150円)
*税別
青箱はさっぱりタイプでジャスミン調の香り、赤箱はしっとりタイプでローズ調の香りです。
- 石ケン素地
- 香料
- 乳脂(牛乳)
- スクワラン
- 水
- ステアリン酸
- 酸化チタン
- EDTA-4Na
普段マルセイユせっけんのような無添加せっけんを使っていると数週間経つと石鹸の状態がだんだん悪くなってきてしまうんですが、ステアリン酸やエデト酸塩(EDTA-4Na)が入っているとやっぱり違いますね。
赤箱せっけんは時間が経っても形が崩れたり変色しないので状態がかなり良いです。
青箱と赤箱の違いは赤箱には「スクワラン」が配合されているという点です。

スクワランの保湿効果
スクワランはほ乳類や植物に含まれる「スクワレン」をもとに作られる保湿成分で、もともと人間の肌の中にも存在する成分みたいです。
添加物や化学物質は含まれていないので副作用が全くないうるおい成分で汗と混ざると皮脂膜となって天然のバリア機能にかわるという事です。
せっけんなのにつっぱらないのはミルク成分とスクワランのうるおい効果が効いているからなんですね。
牛乳石鹸は乾燥肌や敏感肌にも安心
ほとんどのボディソープは合成界面活性剤を使用しているのに対して良質な石鹸は天然の界面活性剤で洗浄するので肌へのアレルギーや刺激が少ない事が特徴。
石油系の界面活性剤が配合されたボディソープは肌にも残りやすいのでヌルヌルとした感じが肌に残りやすいですよね?
これを「洗い上がりがしっとり」と言われてしまうとそうなのかな?と思ってしまうけど敏感肌や肌の弱い子供がかゆがる場合この肌に残った界面活性剤が原因の場合が多いみたいです。
石鹸の洗浄成分ってお湯ですぐに流れるし、すすぎ残しがあっても汗ですぐに中和されて害がないんですよね。
それに比べて合成界面活性剤はかなりしっかりすすがないと落ちないし肌に残ってしまった場合刺激もそのまま残ってしまいます。
ボディソープって70%以上が水でできているから品質を保つためにアルコールやら防腐剤やら安定剤やらが色々と配合されています。
こういった化学物質が敏感肌の肌には合わなくてかゆみやかぶれの原因になる事もありますね。
石鹸はそのほとんどが石鹸成分でできているのでシンプルなんですね。
牛乳石鹸「赤箱」を使ってみた感想

牛のロゴが牛乳石鹸のトレードマークですね。
この牛のマークは「商いは牛の歩みのごとく」という古い格言をもとにしているようです。
これは前へ進んでも退くな。粘り強く前進せよ。
という意味なんですね。
堅実な経営のもとに誰からも愛される製品を提供しようというカウブランドさんが「まじめで親しみのある牛」をシンボルとして大切にしているようです。
90年以上経っても愛され続ける理由がわかりますね。
使ってみた感想としてはまず香りがさっぱりしていて良いという事です。
せっけん!という感じの懐かしい香りです。
つっぱらないけど洗浄力もあるから例えば足の臭いなんかもしっかり消えます。
赤箱で洗顔をしても特につっぱりすぎたり肌がカサカサになる事はなかったです。
もちろん乾燥肌なのですぐに化粧水や乳液で保湿もしていますけどね。
赤箱はニキビケアとしても女性に人気みたいですよ。
牛乳石鹸の口コミ
牛乳石鹸の赤箱を洗顔や全身を洗う用として使っている赤箱女子の口コミもいくつかご紹介します。
とてもいいです!
ずっと何を使っても肌が荒れて困っていました。
ですが今は顔も体もこれひとつです。
かなりさっぱりですが、乾燥する訳ではないです。
ニキビや鼻のあぶらも減りました。
二の腕のぶつぶつも改善されました。
香りは使用しているときは強めですが、お風呂上がりは肌に顔を近づけるとわかるくらいで、きつい匂いが苦手な私でも大丈夫でした。
リピート確定です!出典:@コスメ
娘が1ヶ月のころ乳児湿疹がひどくて、色々調べてこちらを購入。
日に日に改善し1週間できれいな肌に。2歳近くになった娘はもちろん、今は家族で使用中。
使い始めは香りがきついなと思ったけど、使っているうちに慣れたようで気にならなくなりました。出典:@コスメ
昔使ってたんですけど、また最近コラムとかで赤箱を目にする機会があり安いしまた使ってみようかなという気になりました。
優しいいい匂いがします。
固形石鹸ですが、使ったあと溶けにくく結構使いやすいなあと再認識!
しっとりの肌触りだし、つっぱらないし、いいなと思いました。出典:@コスメ
まとめ
赤箱はしっとりと書いてはいるけどどちらかというとサラサラした感じのさっぱりとした感じの石鹸でした。
素肌な感じに近いですね。
ミルク成分とスクワランの効果でマイルドな感じになるんでしょうか。
乾燥&敏感肌な私が使ってみてもまったく問題なし。
もっと天然なのが好きだったり、しっとりとした感じが好きならオリーブ石鹸や馬油石鹸を使ってみるのもおすすめです。
以上、乾燥肌なおっさんでした。
