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ヘアカラーの繰り返しでハゲるって本当?頭皮に良くない成分について美容師が解説します。

2020 6/17
ヘアカラーの繰り返しでハゲるって本当?頭皮に良くない成分について美容師が解説します。

『ヘアカラーやブリーチを繰り返すとハゲるって本当・・・?』

『髪を染める時頭皮がヒリヒリするんだけど薄毛にならないか心配・・・』

あんまりカラーリングするとハゲるからやめなさい

と、言われた経験ってありませんか?

僕は中学生の頃から髪を染めたりしていたので良く言われましたね。

でも、それって本当でしょうか?

今回はヘアカラーの成分や薄毛との関係について体験談も交えて美容師が説明します。

目次

髪を染めるとはげると言われる理由は?

まず大前提としてヘアカラー剤には頭皮にとってよくない成分ばかり配合されています。

そりゃそうですよね?

髪の毛の色をものの1時間で変えてしまうような薬剤ですから。

頭皮に優しいわけがありませんよ。

ヘアカラーといってもいくつか種類はありますが代表的なのがアルカリカラー。

頭皮に良くない成分で皮膚炎を起こす可能性がある成分としては

  • ジアミン(染料)
  • アルカリ剤
  • 過酸化水素

があります。

ジアミンはアレルギー性接触皮膚炎を引き起こす可能性がある染料です。

アレルギーはかゆみや赤みがでたり、ひどい場合だと蕁麻疹や呼吸困難を起こす事もあるのでジアミンアレルギーの方は基本的にこういったカラーで染めてはいけませんね。

カラーリングをした日や翌日以降に頭皮にムズムズとしたかゆみがある場合なんかはアレルギーの可能性があります。

そしてもう一つがアルカリ過酸化水素による刺激性接触皮膚炎です。

どちらかというとこっちの刺激を感じる人が多いんじゃないかなと思います。

ヘアカラーは1剤と2剤が別々にあって染める直前に混ぜ合わせています。

1剤はアルカリ剤と染料、2剤は過酸化水素が主成分です。

混ぜ合わせたときに発生する活性酸素の力で染料を酸化させて髪の中に定着させるので酸化染料と呼びます。

この時の刺激で頭皮が弱い人だとピリピリしたり焼けるようにヒリヒリしてしまう事が多いと思います。

僕もヒリヒリするタイプです。

こういった皮膚炎を起こす可能性がカラーリングにはあります。

まぁ、こうした接触皮膚炎、いわゆる頭皮のかぶれがハゲる原因と言えるかというとどうでしょう・・・

健康な髪の毛をつくるには頭皮がすこやかな状態が1番望ましいのでそういった意味では薄毛の原因になりうると言えるかもしれませんね。

それよりも活性酸素によるダメージのほうが美容師的には気になります。

ヘアカラーの活性酸素がはげる原因?

髪の毛を染める時に発生した活性酸素が髪や地肌に残ってしまいやすいんです。

ヘアカラー2剤の過酸化水素は頭皮についた場合1度や2度シャンプーした程度では落ちないで肌に残ってしまうんですね。

この過酸化水素は放っておくとヒドロキシラジカルというより強力な活性酸素に変化します。

こういった活性酸素の影響で頭皮のバルジ領域に存在する毛包幹細胞にダメージを与えてしまうという事が問題になっています。

毛包幹細胞は髪の毛を作る毛母細胞を生み出す細胞なのでこの幹細胞が枯渇してしまうと毛をつくり出す事ができなくなるんですよね。

なので美容室でヘアカラーを行った後にはシャンプーで流した後にタカラーゼやヘマチンなどの処理剤で過酸化水素を除去していきます。

自宅でカラーはそういった大事な後処理ができないから髪や頭皮へのダメージがすごいんですよね。

また、活性酸素は同じ様なメカニズムで髪の色を作るもとになる色素幹細胞にもダメージを与える事で白髪の発生にもつながるのではないかと言われています。

だからといって「カラーでハゲる」は言い過ぎ?

こういった話を聞くとヘアカラーをするとハゲるんじゃないか・・・?

と思ってしまいますよね。

でも女性は若い頃からずっとヘアカラーを繰り返している方が多いと思うんですが髪の毛が全部ハゲあがってしまってる人はほとんどいませんよね?

もし実際にヘアカラーでハゲるのであれば実際にハゲてしまってる女性が多いはずです。

50代くらいの女性はトップの髪の毛がかなり細くなって薄毛が気になる方はいるけど

もしヘアカラーが原因ならもみあげや襟足も同じように薄くなるはずですよね?

なので「ヘアカラーが原因でハゲる」というのは言い過ぎかなと思います。

でも経験上アルカリカラーをすると髪の毛は細くなるのは間違いないと思います。

髪の毛は約10万本あるんですが全ての髪が少し細くなると髪が薄くなったと感じますよね?

もともと毛が細い方や猫毛の場合は特にそう感じます。

ハゲるとまではいかないけどヘアカラーを繰り返すと細毛になる、薄毛になるとは言えると思います。

まとめ

アルカリカラーはとても強い薬剤なので美容室でもいろいろな工夫をして髪のダメージや頭皮の刺激を減らす工夫をしています。

頭皮の保護オイルを塗ったり、ギリギリ頭皮につかないように塗ったりとか。

そういう工夫をせずにベタベタと地肌にカラーを塗るようなホームカラーはかなり薄毛の原因になりやすいので注意してくださいね。

正しくヘアカラーをしていれば極端に薄毛になったりはしないでしょう。

ただ、細毛にはなりやすいです。

現場からは以上です。

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美容師/ブロガー
美容師しながら趣味でブログを書いてます。
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