敏感肌なおっさんです。
乾燥肌や敏感肌って身体を洗う洗浄剤の悩みがつきものですよね?
一般的なボディーソープってヌルヌルしてかゆくなったりブツブツができたり・・・
でも普通の石鹸を使うとつっぱってカサカサしてしまったり・・・
そんな悩みを抱える私が結構気に入ってるのが「アレッポ石鹸」です。
アレッポ石鹸が乾燥&敏感肌におすすめな理由

アレッポ石鹸は乾燥&敏感肌にはかなりおすすめです。
「石鹸」っていうとつっぱって乾燥してしまうイメージありますよね。
でもアレッポの石鹸の洗い上がりはモチモチでサラサラな感じです。
しかも合成の保湿剤や添加物が入っていないから
添加物で肌が荒れたりかゆくなってしまう人にもいいと思います。
- つっぱらない
- モチッとしてサラサラ
- 無添加だから肌にやさしい
アレッポ石鹸の歴史を調べてみた

アレッポ石鹸は中近東シリアの北西部にある古代都市アレッポで約1400年ほど前から作られているまさに石鹸らしいです。
合成洗剤は安く大量に生産する事ができるので開発とともに瞬く間に世界中に広がりましたが
それと同時に多くの肌トラブルも広がりました。
昔の合成洗剤は今よりももっと肌には悪かったでしょうね。
アレッポ石鹸はオリーブオイルとローレルオイルをベースに作られたオーガニック100%な石鹸です。
アレッポ石鹸は伝統的な釜炊き製法で時間をかけて作っています。
この釜炊き過程で石鹸の中の刺激物が抜けてマイルドな石鹸になるんですね。
こういう石鹸なら赤ちゃんやアトピーの人でも安心して使えそうです。
ちなみにフランスの「マルセイユ石鹸」も有名な無添加石鹸です。
アレッポ石鹸の技術を十字軍がフランスに持ち帰り、それをもとに作り始めたのがマルセイユ石鹸の始まりらしいです。
合成界面活性剤を使ったボディソープが世界中に浸透した後も肌トラブルが起きやすい人達はやっぱりこういった昔ながらの固形石鹸に戻って愛用していたんですね。

アレッポ石鹸の種類
アレッポ石鹸はオリーブオイルと希少価値の高いローレルオイルをベースに作られているのが特徴です。
ノーマル、エキストラ、ライトタイプの3つがあってそれぞれ
ノーマル | オリーブ90:ローレル10 |
---|---|
エキストラ | オリーブ60:ローレル40 |
ライト | オリーブ98:ローレル2 |
という比率です。
ローレルオイルの効果が魅力的なので個人的にはエキストラをいつも購入しています。
ネット上でもアレッポ石鹸を洗髪に使う場合はエキストラが勧められていますね。
でも保湿重視だったり独特な匂いが嫌な人はノーマルやライトのほうがいいかもしれません。
アレッポ石鹸のオリーブオイルとローレルオイルの効果
オリーブオイルに含まれるオレイン酸は人間の皮脂に似ていて肌との親和性が高いらしいです。
その他にもオリーブオイルにはスクワレンやビタミンA、ビタミンEといった肌に良い成分が豊富。
ローレルオイルにもビタミン、ミネラル、抗酸化物質が豊富なんですが特に特徴的なのが筋肉をリラックスさせる効果や血行を調節する作用があり頭痛や偏頭痛の時にもローレルオイルを使ったマッサージが有効と言われています。
さらに微生物や細菌の繁殖を防ぐ天然の抗生物質としても効果もあるみたいです。
古くから頭皮を清潔に保ちつつ血行も促進する強壮剤として使われていたらしいですね。
古代からオリンピック大会やスポーツ競技の勝者の頭には月桂冠をのせていた事からも月桂樹が特別な木だという事がわかりますね。

この草冠?が月桂樹なんですね。
香りと使ってみた感想
アレッポで体を洗うとつっぱり感がなくてモチッとした感じになります。
泡立ちとかはそんなに良くないですね。
さらっとしてるけどつっぱらない仕上がりが気持ちいいです。
この感じに慣れてしまうとやっぱり市販のボディーソープはヌルヌルして気持ち悪い、、
ちなみに香料は入っていないので素材のオリーブオイルやローレルオイルの香りがします。
正直粘土っぽい匂いというか土っぽいというか。
私はどちらかというと好きなわけではないんですけど、自然派の人は好きなんじゃないかな?
こういう粘土の香りが。
アレッポで歯も磨いてみた
アレッポは衣類の洗濯や食器洗いや歯磨きなどにも使えちゃうらしいです。
「歯磨きに石鹸?」と思いません?
でも、よく考えたら合成界面活性剤や色々な添加物の入った歯磨き粉を口に入れる方がよっぽど気持ち悪いですよね。
というわけで実際にアレッポ石鹸を歯ブラシにつけて歯を磨いてみました。
うーん、なんと言えばいいんでしょうか、
もう二度と磨かねぇぞ・・・
って感じですね。
粘土を口に入れてるような感じで吐きそうになりました、、
普通に歯磨き粉を使いましょう。
アレッポ石鹸の口コミ
アレッポ石鹸を使った人の口コミをいくつかピックアップしてみました
乾燥肌なので、ヒザやヒジがいつもカサカサしていたのですが、使って2週間くらい経つとカサカサがなくなっていました。
とても良い商品だと思います。
かなり大きいので長く使えます。
香りに関しては、この手の石鹸はほとんど同じように感じます。香りが残るようなこともないので特に気になりません。
引用:アマゾンレビュー
以前から名前は知っていましたが、思い切って試すことに。最初は身体、次に顔、今はシャンプー代わりにも使っています。お陰様で快調です。ただ、泡立ちがいいとは言えないので、シャンプーには泡立てネットを使っています。また、やはりリンス(コンディショナー)も必要かと。冬の乾燥肌(頭皮も含めて)随分と改善されたと思います。
引用:アマゾンレビュー
当方敏感肌。夏場の皮脂ヌル付き落とすために購入。
2-4個にカットして残りは湿気避けるように保管してます。表面の茶色い部分が時折ヌルつきすぎて凄い悪臭放ちます…湿気等で酸化しすぎたからだと思います。表面以外は香り・洗い上がりもいいので、都度ヌル付き落として利用してます。
天然素材なので変質しやすいです。水滴や湿気避けるように保管さえ出来れば、ローレルとオリーブの香りでさっぱりとした洗い上がりを楽しめると思います。
引用:アマゾンレビュー
なかなか評価高め。
やっぱり敏感&乾燥肌にはとても良い石鹸だと思います。
最後の口コミにあるように天然成分が故にボロボロと崩れやすかったり酸化して変色しやすいので保管方法には工夫が必要かなと思います。
ずっとバスルームに置いておくと湿気ですぐにドロドロになってくるのでダメですね。
まとめ
アレッポ石鹸というのは商品名ではなくてシリアのアレッポ地方の特産物の総称であって製造業者はいくつかあるんですよね。
代表的なのはアデルファンサ社の石鹸(A,Fの刻印付き)だと思います。
私はアマゾンで購入する時にバラカート社の石鹸(オリーブとローレルの石鹸)がamazon’schoiceでおすすめされていたので今回は試しにこれを購入してみました。
シリアの特産品のアレッポ石鹸ですが2011年以降シリアの情勢が不安定で多くの石鹸工場が破壊されてしまい現在ではアデルファンサ社はシリアのラタキアに、バラカート社やその他の多くの会社は避難したトルコに工場を設立してそれぞれアレッポの石鹸を作っているという事です。
製造会社でいくらか違いはあるんだろうけどアレッポ石鹸の伝統的なオリーブオイルとローレルオイルをベースに釜炊きでじっくり作り上げるスタイルには変わりはないと思います。
アレッポ石鹸いいですよ。
敏感肌なおっさんでした。
